お家の耐震強度や寿命にも大きく影響を及ぼすシロアリ。

何気ない日常の中で、ふとした時に白い飛ぶアリを見かけるかもしれません。そして「このアリはもしかしたらシロアリ?」と一気に不安になるかと思います。

しかし、そのすべてがシロアリというわけではありません。

 

この記事では、シロアリと間違えられやすい羽アリや、クロアリについての大きさや発生時期の違いを解説致します。

また、発生してしまった場合のシロアリ・ハネアリの駆除方法についても紹介したいと思いますのでご覧ください。

 

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羽アリはお家に悪影響を及ぼす?

お家に多大な害を及ぼすシロアリは、日本に3種類存在します。

ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの3種類です。

その3種類ともが羽アリになることがある為、シロアリの羽アリはお家に害を及ぼす可能性があります。

 

反対に、お家に害を及ぼすことが無いクロアリも羽アリになることがあります。

クロアリの羽アリは既に腐った木材などを餌として生息する為、お家に影響を及ぼすことがありません。

羽アリが発生した場合、シロアリの羽アリなのか、クロアリの羽アリなのかを見分ける必要があります。

[memo title=”MEMO”]

日本に生息するシロアリは3種類で、そのすべてで羽アリが発生することがあります。また、クロアリも同じように羽アリになる時期があります。

・ヤマトシロアリ ⇒羽アリもいる

・イエシロアリ ⇒羽アリもいる

・アメリカカンザイシロアリ ⇒羽アリもいる

・クロアリ ⇒羽アリもいる

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シロアリとクロアリの大きさの違いや羽アリとの関係は?

羽アリの元となるシロアリとクロアリは見た目や大きさなどに違いがあります。

シロアリは名前通りで見た目が白いイメージがありますが、実際の胴体はやや黒みがかっているものもあり、色だけではシロアリとクロアリを区別するのは難しい場合があります。

引用:JOTOテクノ

見た目で判断をする方法としては、アリの胴体に注目して下さい。

シロアリはくびれが無い胴体をしており、クロアリはくびれた胴体をしております。

 

他にも大きさで見分ける事が出来ます。

シロアリは3.5mm~6,5mmとやや大柄のアリが多く、クロアリは2.0mm~4.0㎜とシロアリに比べてやや小柄となっています。

しかしシロアリ・クロアリが単体で発生した場合はどちらなのかを見分けるのは少し難しいとも言えます。

 

シロアリとクロアリは、羽アリになった場合に見た目の特徴が顕著になる為、見分け易くなります。

シロアリの羽は前後同形状で同大なのに対し、クロアリの羽は前羽が大きく、後羽は小さいという特徴があります。

羽アリを見つけた際は、大きさや胴体だけでなく羽の形状に注目し、シロアリかクロアリかを判断すると良いでしょう。

[memo title=”シロアリとクロアリの見た目の違い”]

・シロアリ

体長:3.5mm~6,5mmとシロアリより若干大きい

見た目:胴にくびれがない

羽アリ:片側2枚の羽根の大きさが同じ位

 

・クロアリ

体長:3.5mm~6,5mmとシロアリより若干大きい

見た目:胴にくびれがある

羽アリ:片側2枚の羽根で前羽が後羽よし大きい

[/memo]

シロアリ・羽アリが発生する時期は?

シロアリの発生時期は1年を通して発生します。多くの昆虫と違い、冬眠や活動期間があるわけではありません。

シロアリは暖かい湿気があり暖かい環境を好む為、冬は活動が鈍ると思われがちですが、住宅の床下は年中湿気が多いことや、暖房器具などの余熱で暖かい環境を生み出すのでシロアリにとっては活動しやすい環境になります。

羽アリに関しては1年の中でも発生する時期があります。シロアリが羽アリになるのは春から夏にかけてです。

シロアリの種類にもよりますが早いシロアリだと3月から、遅いシロアリだと8月にハネアリになります。アメリカカンザイシロアリは九州や沖縄など暖かい地域での発生が主となります。

 

クロアリの羽アリに関しては、種類にもよりますが6月から11月頃に掛けて発生します。

羽アリの発生場所はどこ?

シロアリの羽アリは人目に付き辛い場所で発生し活動をしています。

住宅の床下や、木材の中など、なかなか発見するのが難しいです。

さらにシロアリの羽アリの特徴として、数十匹から数百匹で活動をするという習性があります。

その為、大量のシロアリの羽アリを発見した場合は、近辺に巣を作って住み着いている可能性が非常に高いと言えます。

数匹単位で発見した場合は、外部から飛んできただけで巣を作っている可能性は低いので、巣を作られない様に早めに対応をする必要があります。

 

反対にクロアリは人目に付きやすい庭先などで発生し活動をしています。

また、クロアリはシロアリにとっての天敵になります。

 

発生場所や活動場所からシロアリかクロアリを見分けるのも判断材料になります。

シロアリ・羽アリの駆除方法について

シロアリ・ハネアリの駆除方法は2つあります。バリア工法とベイト工法です。

バリア工法

薬剤を土壌や木材に噴霧・注入する事でシロアリ・羽アリを駆除するという方法です。

バリア工法のメリットは即効性があるということです。

1,2時間あれば駆除作業は完了してしまいます。

さらに発生しているシロアリや巣もその場で駆除出来てしまう為、駆除方法としては最もおススメの方法になります。

さらにバリア工法のメリットとして、駆除だけでなくシロアリが住み着かない様に予防を行う事が出来るという点があります。

使用薬剤にもよりますが、5年から7年ほど薬剤の効果を持続させることが出来ます。

反対にデメリットとしては、専門業者でないと施工が難しいという点です。

住宅の床下全体に潜り、施工部に直接薬剤を散布する必要があります。

その為、専用機材が必要で費用も割高になってしまいます。

ベイト工法

シロアリ・ハネアリの餌となる毒餌を地中に埋め込み、シロアリ・ハネアリに巣に持ち帰らせることで巣ごと駆除するという方法です。

ベイト工法のメリットは誰でも施工が簡単に行えるということです。

ホームセンターなどで販売している毒餌を地中に埋めこむだけで施工は完了です。

さらに薬剤を使用しない為、環境にも優しいというメリットや、比較的安価で済ませる事が出来る等メリットがあります。

反対にデメリットとしては駆除までに時間が掛かるということです。

既に被害を受けていることが分かっていても、完全駆除までに時間が掛かる為、被害は広がっていく恐れがあります。

 

シロアリ・ハネアリは発生してから駆除をするだけでなく、発生しない様に予防をする事が何より大切です。

シロアリ・ハネアリが好む湿気があり暖かい環境を作らない様に、床下換気扇の設置なども効果的な予防方法になります。

さらに発生しても早期発見が出来る様、定期的な床下点検などがおススメです。

 

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まとめ

シロアリは大切なお家の寿命に関わる甚大な被害を及ぼします。

たかがアリだと思う放置していると、突然床が抜けてしまうような事態にも繋がります。

さらに地震が発生した際等の耐震強度問題にも繋がります。

まずお家の中や庭などでアリを発見した場合は、クロアリなのかシロアリなのかをしっかりと見極め、状況に応じて適切な対応を取りお家を害虫被害から守りましょう。

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・第1章まとめ

日本に生息しているシロアリは3種類で季節のよって羽アリが発生する。

クロアリも羽アリになる季節があるため、どのタイプの羽アリか見極めが必要となる。

 

・第2章まとめ

シロアリとクロアリは見た目やサイズに違いがある。

・シロアリ

体長:3.5mm~6,5mmとシロアリより若干大きい

見た目:胴にくびれがない

羽アリ:片側2枚の羽根の大きさが同じ位

・クロアリ

体長:3.5mm~6,5mmとシロアリより若干大きい

見た目:胴にくびれがある

羽アリ:片側2枚の羽根で前羽が後羽よし大きい

 

・第3章まとめ

シロアリは1年中生息しているが、羽アリになるのは種類によって異なるが、3月終わりから8月位まで。

アメリカカンザイシロアリが生息する九州、沖縄では10月位まで羽アリがいるため注意が必要。

クロアリも同じような季節に羽アリにもなり、6月から11月までと長い期間存在する。

 

・第4章まとめ

シロアリとクロアリは生息する場所が違う。

・シロアリ

住宅の床下や、木材の中など暖かく、湿気がある場所を好むため、発見するのが難しい。

・クロアリ

家の中ではなく、外側の木材などを餌とするため、庭先で発見が可能。

 

・第5章

シロアリ駆除の施工方法は2種類あり、バリア工法とベイト工法。

・バリア工法

薬剤を土壌や木材に噴霧・注入する事でシロアリ・羽アリを駆除するという方法です。

バリア工法のメリットは即効性があるが、噴霧器や薬剤など専門的な道具が必要。

・ベイト工法

シロアリが食べる毒餌を地中に埋め、巣に持ち帰らせることで巣ごと駆除ができる。

ベイト工法のメリットは誰でも施工が簡単に行えるが、場所の選定や駆除完了まで時間がかかったり、駆除が本当にできているかの判断が難しい。

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