コンクリートの打設不良によって発生するジャンガとは、どのような現象のことを指しているのでしょうか。

今回は、ジャンガの発生理由やレベルについて、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。

ジャンガとは?

ジャンガとは「豆板」とも呼ばれるもので、モルタルや砂の量が少なくないことから粗骨材が多く集まった部分のことを指しています。木造住宅の基礎では発生することがないとされていますが、実際はかなりの数のお家でジャンガが発生しています。それも旧建築基準での古い住宅に多く見られます。

ジャンガにはレベルがあり、レベルに応じた補修方法を実践する必要があります。レベルはA~Eまであり、Eレベルに近いほど、ジャンガの状態がひどいのが特徴です。

Aレベルの場合は、コンクリートの表面に砂利が露出していない健全な状態のことを指しており、補修する必要はありません。

Bレベルの場合は、砂利がコンクリート表面に露出していますが、表面の砂利を叩いても剥がれない状態です。補修方法としては、ポリマー、セメントペーストを塗布した後に、ポリマーセメントモルタルを充填することで補修します。

Cレベルの場合は、砂利が露出して叩くと砂利が剥落するものがある状態です。不要部をはつり、無収縮モルタルを充填することで補修することができます。

Dレベルの場合は、鉄筋が露出してバラバラと剥落することがある状態で、深刻度が高いことから、速やかに補修を行うことが大切です。コンクリートを打ち替えることで補修することができます。

Eレベルは、叩くと空洞ができる状態で、完全な施工不良です

ジャンガが発生する理由

ジャンガが発生する理由としては、コンクリートは砂利と水、セメントが混じりあったものであり、結果的に砕石が一番重くなるのが特徴です。

そのため、高いところから打設する必要のある鉄筋コンクリートの住宅では、生コンがポンプ車のホースから離れた後で、材料の分離が生じやすくなってしまいます。

結果、ジャンガが出来やすい状態になってしまうのです。またコンクリートの回りにくい場所もジャンガが出来やすい場所となっているので、注意が必要になります。

コンクリート打設不良のジャンガを放置すると危険

コンクリート打設不良によって生じるジャンガは、状態が進行するほど、見た目が変化します。そのため、様子がおかしいと感じた時には、速やかに補修を実施することが大切です。

ジャンガを放置してしまうと、基礎コンクリートが倒壊し、住宅自体が崩れてしまう恐れがあります。

ジャンガの進行が遅いからといって、状態を放置していると、一気に状態が悪化する恐れもあるので、早めに対策を講じることが大切です。

基礎コンクリートの見た目からして、状態がおかしいことは判断することができるので、自分でジャンガと見極めることが難しい場合は、専門業者に相談して、適切な対応を行ってもらいましょう。

ジャンガが発生している場合は専門業者に相談

コンクリート打設不良によって生じるジャンガは、放置すると見た目にも悪いだけでなく、倒壊してしまうリスクがあります。

徐々に空洞が出来てしまうと、住宅が危険な状態になるので、進行させないためにも早急に補修を行うことが大切です。

専門業者の中には、無料点検を実施している会社もあるので、基礎コンクリートの様子がおかしいと思った時には、気軽に相談してみてください。

早めに補修対応を行うことで、最悪のケースを避けることができるので、予防のためにも無料点検を実施してもらい、今後の対応について聞いておくといいでしょう。

状態が進行してしまうと、コンクリートを打ち替える必要が出てくるので、補修で済ませられるように、早期発見を心がけてください。

おすすめの記事はこちら